2011年6月13日月曜日

貸借対照表って、どんなの?

貸借対照表とは簡単に言えば、財産リストとその財産を買ったお金の出所リスト。
表の左側が財産のリスト(資産)にあたる。企業はこの財産を使って活動し、利益を
上げていく。

一方、右側が財産を手に入れたお金の出所リスト。右側の上段が『負債』、下段が
『純資産』と大きく2つに分かれる。上段の負債は相手に返さなければならないお金、
下段の純資産は返さなくてよいお金と考えると理解がしやすい。

 貸借対照表の左側と右側の合計は必ず一致する。

ここまでは簿記の初歩の初歩。いまさら・・・って思う人も多いよね。

雑学♪初めて聞いた、そうなんだ~と思った人は、手元の
『へぇ~』ボタンを押して下さい。(古いかな・・・)

貸借対照表を含む決算書の基本ルールとなる『複式簿記』は、ベニス
の商人のために13世紀、イタリアの数学者ルカ・パチリオによって発明
されました。左側を『デビットサイド』、右側を『クレジットサイド』といい、
明治維新で日本に輸入された際に、クレジットサイドだから『貸方』、
デビットサイドはその反対だからと安易に『借方』と訳されたそうです。。。

しかもその訳した人は、かの有名な『福沢諭吉』というからビックリです。

有名な貸借(右左)の覚え方として有名なのが、『貸し』の『し』の字は
右に伸ばすから『右側』、『借り』の『り』の字は左に伸ばすから『左側』
と覚えなさいと学校では教わりました。

現在、簿記1級の勉強に奮闘中!応援ヨロシク★
今年の11月の試験を予定しています。(第129回試験)

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